令和7年8月23日 大阪修験講習会
- 佳淳
- 8月23日
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8月お盆休みがあけると、あちこちで色鮮やかな提灯が掲げられ地蔵盆の時期がやってきます。今日の講習会の場所であるここあびこ神光寺さんにも提灯が素敵に掲げられてました。そうそうお地蔵さんって他の如来や菩薩さんと違って剃髪して法衣を纏っておられるかご存知ですか? 昔のお坊さんはお寺にいてるというよりも、地域の方と寄り添い土木工事や治水、病気に対して薬を処方したり祈祷などを施す役務でそのお坊さんの姿が地蔵さんの姿になられたという説を今日は講習会の講師である聖護院の宮城執事長に教えて頂きました。いつも感じることは執事長のお話は抑揚があって話が簡潔で私のような理解力のない行者にも分かりやすく説法頂けます。これって大きな能力だなと常々感じます。
第一講目は宮城執事長から「帰敬文」について教授頂きました。人間の身は受け難く、死すべきものは生き難い、正しい法は聞き難く、諸々の仏は出現し難い。
凄くシンプルな文章ですが浅く捉えれば浅く、深く捉えれば深海のように深いです。
人は因があり、縁があり、果がある。
人生には偶然にあるような因果も実は必然であると感じました。その必然でも当たり前ではなくその縁に有り難いことであると感じました。
第ニ講目は箕面 龍安寺の山本先生による
葛城修行の歴史についての講義でした。
資料を見ますと天保10年(1839年)の資料で歴史を感じます。脈々と修験道が続いている事を感じると奥深さを改めて感じました。
今日は約24名の参加者でしっかりと勉強させて頂きました。
参加:美観、昭弘、梅本、佳淳、4名
