令和7年9月27日大阪修験講習会 6回目
- 昭弘
- 9月29日
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令和7年度大阪修験講習会第6回目があびこ神光寺さんにおいて開催されました。9月も下旬、朝夕は涼しさも感じられるようになりましたが日中はまだまだクーラーに頼りながら当講より4名参加させて頂きました。
まずは本堂にて吉祥草寺ご住職の山田哲寛先生をご導師に加藤真光先生と共に採燈護摩勤行式を読経。すこし休憩をはさみ、二階の広間に移動し講義を受けさせて頂きました。一講目は山田哲寛先生より、お茶のお話をして頂きました。単なる普段飲んでいるお茶についてではなく、古代の人々の思いや考え方、薬として扱われていたことなどについて過去の文献などを用い詳しく教えて頂きました。明日からは麦茶より緑茶を飲用しようと少し思いました。
二講目は喜蔵院住職中井智教先生より法華懴法についてのお話をして頂きました。今せん法の字を入力しようとせんぽうと入れても変換せず調べてみるとせん法のせんは懴(く)いると読むそうです。天台大師が編纂され、我々行者の山修業に合うように略されたものが修験懴法で略懴法と呼ばれています。普段読ませて頂いている修験懴法の各段についてわかりやすく説明して頂きました。また、講義の前に山田哲寛先生より十方念仏の時は必ず合掌して唱える様に指導された事の意味を理解することが出来ました。新しい講員にとっては聞きなれない修験懴法ですが音と共に意味もしっかり理解しながら学んでいっていただきたいと思いました。
受講者:英快、美観、梅本、昭弘 4名


