令和7年3月21日 🔥月護摩供
- 佳淳
- 3月21日
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お水取りが終わると春が来ると昔から言われますが、今年の3月は先週に寒の戻りがあって花を咲かせようとしていた桜もびっくりしたのではないでしょうか? 今日は一転暖かいお天気に恵まれて月護摩供を厳修致しました。毎年この時期は仕事の年度末と1月~3月までの修験の連合の総会や法要が重なり、気持ちも身体も
パンパンでファミコンゲームのディグダグ(古ッ)の敵キャラのように破裂するんじゃないか?という緊張感続く状態が続くのです。テトリスでいうと仕事と行事のブロックが半端ない量が落ちてくると同時に超スピードで落ちてきて、一個でも隙間を作るとブロックを消せずに積み上がりGAMEOVERみたいな感じ(こっちも表現は古っ)です。私の性格上テトリスは常にブロックを溜めることなくコツコツ消していくのが性分に合うのでこの時期はほんまに死活問題の時期ですが、今年も無事に切り抜けれました。それもこれも当講は活発に動いてくれはる講員さんがいてくれはるのでおんぶに抱っこ状態ですが、その存在のお陰で心身ともに支えられています。みんな家庭があり、仕事があり、健康がある。どれかが欠けるとつい信仰に委ねがちになります。
困った時の神頼みと言いましようか。行者さんは常に他の人々や自然に対して祈りを捧げます。利他行を実践するには自分が健康で家庭が円満で仕事が充実していないと出来ません。そう考えると行者をさせて貰って法要などの出仕をさせていただいているのは神仏に感謝は勿論ですが、健康に産んでくれた父母への感謝、いつも円満な家庭を維持してくれている家族への感謝、健康に生き、家庭を円満に生活させて貰っている勤労、またその会社へ利潤を提供してくれているお客様へ感謝。普段ついつい当たり前に生活してしまいがちですが、
修験道を始めて感じることは「諸行無常」であること。常にはないのに常にのように生かせて貰っていることは有り難いことであると常常感じるようになりました。今日は3名の方が護摩供を見学に来られました。皆さん素敵な方々で仏縁を頂けることに感謝です。
出仕:良信、法融、良泉、鉄砲水、和光、美観、昭弘、葛西、佳淳 9名 見学3名


