令和7年6月1日 講峯詣 2日目

大峯修行2日目の朝は早いです。朝5時に起床し洞川近くの龍泉寺さんへ瀧行に向かいます。

今回は瀧行の先達を副講元にお任せしました。

というのも今回の大峯山も瀧行も一抹の不安があったからです。昨年から体調不良がありもしそれが発症したらどうしよう？と心配がありました。いざと言う時の準備はしていましたが想定以上の事が起きた時はその時は運に任せるという気持ちにして何事もネガティブ捉えずポジティブに捉えようと考えました。とはいえ引率する立場にありますから少しずつ私が出来なくなっても副講元や他の講員さんにお任せ出来るようひとつひとつ役を譲っていくのも「備えよ常に」と「継承と継続」が重要と考えての行動です。　無事にお瀧にも入らせて頂き、新客さんも貴重な体験をしたと感じて貰えました。

宿に戻り朝食を頂き衣体を整えいつも温かく出迎えてくださり当講社を支援頂いてることへの感謝といつまでもご健勝でご多幸で繁栄頂けるようにとの祈願🙏。

その後天川大弁財天へ向かいますが例年と様子が違います。駐車場は満車、臨時第2駐車場も台数多く「何事？？」と感じながら社内にいくと社務所も人が並んで居られます。そんなご多忙な中でも快く迎えてくださり拝殿で勤行をさせて頂きました。拝殿から降りますと行者堂があります。ここには役行者がお祀りされています。というのもここ天川大弁財天と役行者はとても深い繋がりがありますので勿論修験道とも繋がりがあるのです。

その後吉野にあります金剛蔵王大権現が祀られている山下の蔵王堂金峯山寺へ参詣へ。

蔵王堂内で勤行させて頂き堂内の仏様も内覧させて頂きました。蔵王権現さんは役行者が感得された唯一メイド・イン・ジャパンの仏様。

その形相と大きさと躍動感には圧巻されます。

最後はいつもお世話になっている聖護院門跡の末寺で役行者ご生誕の地、御所は茅原にあります吉祥草寺さんでの満行の護摩供を修法頂きました。奈良の地、五大明王、役行者、住職やご家族の人となりどれも全てがシンパシーを感じいつもご住職が唱えられる「世界和合」を体現されておられる寺院でとっても和みます。また副住職は私とアニメでシンクロ出来る方でお時間あればゆっくりアニメ歓談をしたいな〜と思う程です。

終わってみればあっという間の2日間ですが

準備から修行、解散して講員さん全員が無事に帰路に着くまで心落ち着きません。遠方から来られてる講員さんから無事の帰路の報告を貰ってここに2日目のブログを綴ります。

参加:和光、昭弘、基法、美観、猷繁、佳淳

新客:梅本、佐久間　計8名