令和7年6月7日 高祖役行者報恩大会
- 佳淳
- 16 分前
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少しジメッとする京都盆地へ入り向かうは本山聖護院門跡。今日は修験道の祖、高祖役行者神変大菩薩が箕面山天井ケ岳に於いて昇天された日で今年でなんと1250年。
その日を聖日とし速水流献茶式、法華懺法法要、採燈護摩供が執り行われました。今日は休日と重なり初めて献茶式、法華懺法要、採燈護摩供、直会まで出仕させて頂きましたが、充実した1日で心から皆で役行者をお祀りさせて頂いた気分です。全ての法要が無事に終わりその後直会が開かれたのですが、普段厳しい顔をして法要に出仕されておられる大先達達と酒を交わしながら歓談出来たのが何より楽しく、私が所属する前の当講の大先達や講社の昔話を聞かせて頂き、驚きと楽しさで一杯でした。今はなかなか法要に出仕出来ない大先達も昔は他講社の先達達と共に修行し共に語らい共に酒を交わしながら活動されてきたんだな〜と感慨深い一時でした。若い方がもっと活躍して欲しいと期待を持って助言頂いたりすると「まだまだペーペーですから」と逃げ口実はいかんな〜と自省もしながらこれからも頑張って行こうという気力を貰いました。ご門主も採燈護摩供のご挨拶で「自らの修行が済度になることを忘れずに修行に励んで頂きたい」とお話されました。
我々行者は誰の為に、何の為に修行しているのか?という原点を回帰させて頂くよい1日を頂きました。
高祖神変大菩薩 聖日1250年誠におめでとうございます。
出仕:昭弘、美観、佳淳 3名

