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令和6年8月17日大阪修験講習会 5回目

大阪修験講習会第5回目があびこ神光寺様にて開催され、当講より2名出席させていただきました。


先月は近畿連合での大峯修行で休講でしたので2か月ぶりの開催となりました。

本日は聖護院より槙山先生にお越しいただきご講義いただきました。


お盆休みの後半に当たる為か、いつもよりは参加者も若干少なめではありましたが、皆様熱心に講習会に足を運んでおられました。


最初は槙山先生が御導師で採燈護摩勤行式の読経。本日は真光先生が自ら法螺を立ててくださり、太鼓で音頭を取ってくださりました。勤行式終了後には真光先生の法話を頂戴して、お得感のある勤行式となりました。


前回の講習で仏説阿弥陀経についての解説は終了しているので、本日より新しい講義のスタートとなります。

1講目、2講目と槙山先生が熱弁を振るってくださり濃厚な講義となりました。

私も熱い話に聞き入ってしまい、足のしびれも何処へやらwww(笑)

あっという間の2時間でした。


本日の講題は「六波羅蜜について」


仏道修行を志した者ならば必ず学び、理解し、実践に努めなければならないマストな議題であり、且つ又、菩薩道の根幹を成すものです。


私も類書にて多少は勉強しておりましたが、本日の槙山先生のお話は表面上の解説のみではなく、その奥に迫るものでした。

八正道に始まり、四諦、布施、忍辱、精進、禅定、智慧

について、かゆいところに手が届くような深奥のお話を頂戴し、改めて仏道の奥の深さに感嘆させていただきました。

白眉であったのは(修験道というものの真実の在り方)についてのお話。また、(山との向き合い方)(菩薩道を行じる山伏である事の誇り)等々


まさに最初に「皆さんは一般登山者と山伏との違いを説明出来ますか!?」の問いから始まった先生の講義は自分の中の理想の修験者像を再構築してくださる破壊力のあるものとなりました。先生も本日の話は全修験者に聞いて欲しい話。と自負しておられましたが(^^)

修験道を志して良かったと再認識させていただくことのできた素晴らしい1日となりました。


参加 美観、石川、計2名


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