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令和6年7月6〜7日近畿連合 大峯修行

当講社が所属している近畿連合の大峯修行の時期がやってきまして、4名参加させて頂きました。1日目は大峯山へ登拝する山修行グループ11名、女性行者さんが稲村岳へ登拝されるグループ4名、2日目に勤修される採燈護摩供の壇組グループと3手に分かれ計35名の参加となりました。毎年6月に行われる当講の講峯詣は私が奉行として先頭を歩きますが、近畿連合の山修行は他講社の講元が奉行され、私はだいぶ気を楽に登拝させて頂きました。何というてもペース配分が素晴らしく遅くもなく急ぐ訳でもなくみんながバテることなく1行が上がれるペース配分されるのはお見事で大変勉強させて頂きました。大峯山での修行として「鐘掛岩」、「西の覗」、「裏行場」とありますが行けば必ず出来る訳でなくその時の天候や行程、健康状態によって可否が決まります。今年の新客さんは御縁を頂き3つの行場で行じさせて頂きました。今年は世界遺産20周年ということもあり大峯山寺の秘仏もご開帳され拝ませて頂き、何度もお山に登られている行者さんでもこんな機会は稀有で有り難い修行となりました。下山後は旅館「久保治」さんで直会をし歓談させて頂きました。普段は護摩供の時にお会いし少ない会話しかできない日常ですが洞川の夜は長く他講社の講員さんと交流出来るのが近畿連合の大峯修行の醍醐味です。

私はバタンキューで眠りに着きましたが、般若湯が好きな講員さんの宴と語らいは夜遅くまで続いだようです。


2日目は洞川の温泉宿を山伏行列で一路採燈護摩供が行われる清浄大橋まで歩を進めます。

途中お世話になった旅館久保治さん、角甚さん、西浦清六さんで勤行をさせて頂きました。

洞川は関西の避暑地でも有名ですが朝から30度と汗が噴き出る猛暑でしたが、皆行者さんが一心に祈願させて頂き採燈護摩供も勤修する事が出来ました。どっと疲れた2日ではありますが気持ちはとっても清々しく多くの汗と共に普段溜まった諸々の疲れやストレスはこの修行によって清浄されたように思います。

この旅程で気持ちよく送り出してくれた家族や仕事仲間、はたまた行中での講員同士の助け合い全てに感謝して明日からの里の行も張り切って行きたいと思う次第です。

懺悔懺悔六根清浄〜


参加:昭弘、美観、石川、佳淳、畑中、林

計6名(新客2名)





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