令和6年7月28日サマースクール
今日はお不動さんのご縁日。毎月近くの崇敬しているお不動さんとお家にお祀りしている神棚のお掃除と御参を早朝に済ませ一路、京都にある南禅寺奥の院へ向かいました。毎年この時期に先輩先達と親交の深い講社からサマースクールとして瀧行のお誘いを頂きますが丁度2年ぶりの参加となりました。今回は初の止観坐禅を体験させて頂きました。30分の坐禅ですが普段の生活ですとあっと言う間に経つのですが整身、整息、整心を心掛けいざ坐禅が始まると時間の経過がとても遅く感じました。時間を楽しむ例えで「手紙30日、メール3日、チャット3秒」と物事に対してレスポンスが文明の利器により便利になった一面はありますが、逆に時間を待つ余裕が無くなり、心を亡くして「忙しい」という日常が当たり前になりました。忙しい上に更に時間を作り出せるように最近では「時短」と言われる家電や物が増えてきました。ますます忙しさから心身を解放出来ず心身を追い詰めていくような現代生活では心身の不調をきたすのも無理はありませんね。いかに時間を有意義に使えてないかをこの坐禅で知ることが出来ました。
その後、奥の院のお瀧場で瀧行修行をさせて頂きましたが、ここには法螺貝の名人がおられ、その立螺を聞けるだけでも値打ちがありますししっかりと瀧行をする前の作法や勤行は勉強になります。 その後移動して午後からは勉強会を開催頂き座学で色々と教わり、修験道は奥が深いなと改めて感じました。今日はオランダから来日されてる外国語教師の方も参加されて瀧行の奥深さや修験道について学んでおられました。
参加:佳淳
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