令和6年2月11日 大阪三郷太子講 総会
今日は阪堺八講の1つ大阪三郷さんの総会に近畿連合の役員として参席させて頂きました。
初めに法要があり、役行者、聖徳太子、不動明王の三尊のお軸が祀られてました。山伏問答にある役行者は舒明天皇6年1月1日にお産まれですが、聖徳太子も1月1日にお産まれでしかも奈良飛鳥時代を共に生きられた聖人であります。昔から聖徳太子が大好きな私としては役行者、聖徳太子、不動明王と尊崇する三尊を前に法要に参加させて頂いたのは大変有り難く思いました。その後は宴と続き舌鼓を打たせて頂きました。総長のお話では1年前に総長に就任して大変な事が多かったが、今回総会を今まで取り仕切ってくださっていた諸先輩が欠席出来ず新しい役員だけで計画運営したのは大変だったが初めて総長をやって良かったと実感したとのご挨拶に頷けて私も数年前に新人講元を引き受けて大変だったですがやって良かったと今では思えます。伝承を継承し、後世に遺していく。それこそ奈良飛鳥時代に聖徳太子が仏法を篤く信仰され、役行者が山岳信仰を始められてから脈々と令和時代まで諸先輩が継承してくださってるのだなと改めて「道」という難しさを感じました。宴の後は近畿連合と平安連合の懇親会に初めて参加させて頂きました。はっきり言って雲の上のような存在の重鎮が沢山おられる会は緊張でご遠慮したかったのですが、今回はこれも御縁と思い参加させて頂きました。席運悪く平安連合の顧問さまの横に座られて頂きましたが、緊張したのはほんの数分で、顧問さまのそれはそれは話の上手さと言いますか引き込まれる数々の経験段を拝聴し、本当に目から鱗で「今日1番の良席に当たった」と心から思えました。鈴懸来たら自分に厳しく抖擻修行だがその経験を楽しく可笑しく「山は楽しいよ〜」とお話を聞いて改めて「道」は難しいけど楽しくないといけないなと思い、自分が歩みだした「修験道」は改めて魅力的と再認識しました。
参席:佳淳
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