令和5年9月9日 大阪修験講習会 6回目
今月も当講からは4名が参加させて頂きました。一講目は加藤真光先生の導師にて採燈護摩勤行を唱えさせて頂きました。ここ一年は本山の採燈護摩供にもたびたび出仕させて頂き、修験懺法もなんとなく耳に馴染んできた気がします。
二講目は聖護院の宮城宏維先生による講義で『神仏習合』についてのお話を聞かせて頂きました。神の国であった日本に仏教が入り、大きな反乱もなく習合していった日本独自の宗教観・本地(仏)垂迹(神)の話。神⇒まれびと⇒訪れる⇒音連れる⇒神社の鐘を鳴らすことでそこにまれびとが居ることを感じる。という話で次回から神社での鐘を鳴らす感覚が変わるような気がしました。
神はもともと自然に神が宿る自然信仰から始まり山や大木、岩などに宿る事であったが奈良時代に神話が生まれ今の形になったと言われているそうです。神仏融合から生まれた修験道ですから仏教と共に神道についても学んでいこうと思います。
参加 美観、昭弘、英快、川中 計4名
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