令和5年3月12日 大阪修験講習会
12日はあびこ神光寺において大阪修験講習会が4年ぶりに開催され初日に参加してきました。修験講習会とは修験に興味を持たれてる方やこれから修験の道を歩んでいかれる方々に座学で修験道の歴史や作法などを講義頂く集会で、今年は12月まで10回開催されます。当講からは3名参加させて頂く予定です。昨年は聖護院門跡のZoomによるオンライン講習会に参加させて頂きましたが、実際に本山の先生と対面での講義は全く雰囲気も異なり、また他の行者さんとの交流や一緒に勉強していく連帯感や一体感も増して色々と勉強に精が出るように思います。
初日の講義は採燈勤行より始まり、聖護院の末寺で奈良御所にあります吉祥草寺の山田哲寛先生とあべの神光寺の加藤真光先生より拝聴しました。哲寛先生からは「自分が感じて思ったことを伝えますので、人により言うことが違うことが有りますが、どれが正解ということではなく自分がその中より自分自身での答えを見つければ良く、そのためにも色々な先生の話を聞くことが必要」だとお話されていました。たくさん経験を積まれた行者さんも参加されている意味が少しわかった気がしました。また、参加者に女性の行者の方がたくさんいらっしゃった事に驚きました。普段は男性が多いと思われがちな世界ですが、半数近くが女性だったので、当講の新女性講員も安心していたようです。まずは一年間楽しみながら勉強させて頂きたいと思います。
参加者:英快、昭弘、石田 計3名
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