令和5年1月14日🔥左義長(茅原大とんど)
本日はいつもお世話になっている奈良県茅原にあります吉祥草寺さんの左義長(茅原大とんど)に当講より2名出仕させて頂きました。左義長とは小正月に行われる火祭りの行事で日本全国で広く見られる習俗でありますが、ここ吉祥草寺の大とんどは何といっても松明の規模が大きくそれはそれは圧巻です。このとんど行事は
吉祥草寺の行事ではなく地元の村の伝統行事であり、大松明を奉納頂く御礼としてお寺から法要をさせて頂く形ですが、地元はお寺を守り、お寺は地元を護るといった双方の一体感が具現したような大きなお祭りです。15時より吉祥草寺修正会結願法要が修法され、16時半より当講社が所属している近畿連合の山伏による柱源祈願護摩を厳修し、19時半から地蔵堂より山伏行列にて本堂へ。般若心経五巻を奉納後、松明に火が灯され、とんどの大松明が天空や境内を明るく照らす程の勢いある火焔は参詣者の心を打ちました。コロナ禍で数年前は中止、昨年は縮小にて執行されましたが、3年ぶりに通常通り再開とのこともあり夜店も出て参詣者も多く賑やかなお祭りとなりました。当日午前中は雨模様で少し不安でありましたがとんど左義長が始まる頃には雨も忘れるほど天気も良くなり、風もない中、まっすぐに燃え上がる火を見ていると皆さんの思いが天に届いているようでした。
出仕:良信、昭弘、計2名
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