令和5年11月3日 大阪修験講習会 第8回目
今月も当講からは3名が参加させて頂きました。加藤真光先生のお導師で仏説阿弥陀経などの読経。今回は自身の黄色の勤行集を持参し臨むも中々の苦戦となりました。
一講目は前回に引き続き喜蔵院の中井智教先生による仏説阿弥陀経の読み下し文のふりがなの残りと解説。時間が少なく要点の説明となりましたが今後は自分で勉強させて頂きます。そのお話の中で聖護院での読み方は魔訶をばかと発声するなどかなり特徴的なものとなっていることについて、受法し持ち替えられた方のなどに影響され、標準語と大阪弁のようなものと考えればと話されていましたが、個人的には東北弁だと思いました。
二講目は加藤真光先生による講義で、声明の伽陀の発声と釈迦讃の読経を教えて頂きました。伽陀について、先日、導師作法で習いました対馬三礼や如来唄がどうにか耳に慣れてきたかなというところですが、それ以上に複雑な感じです。聞く機会はこれからもありそうなので今後の課題としたいと思います。
今、黄色の勤行集の仏説阿弥陀経への振り仮名付けに取り掛かりましたが、ほんとに一度出た語については振り仮名が打っていないので少し進んでは戻って探すという作業の繰り返しでなかなか進みません。しかし、その度に読み返すこととなっていますのでなんとなく覚えていけそうな気がしています。
参加者:英快、美観、昭弘 3名
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