令和5年10月1日 平安連合会創立90周年記念式典
中秋の名月🌕も終えましたが残暑残る10月の今日は聖護院にて平安連合会樣の創立90周年記念式典に参列させて頂きました。平安連合会さんは主に京都や滋賀の行者講さんの連合体で各行者講の行事は勿論のこと、聖護院本山また末寺の採燈護摩供や法要には🚌バスを貸切されて来られる程行者さんが沢山おられる印象です。その平安連合会さんも90周年を迎えられると聞くと歴史を感じます。奈良時代に役行者が誕生され修験道の祖となられ令和の時代まで脈々と修験の道は継承されてきてます。聖護院のお膝元で活動されてこられてる行者講はもっと歴史が古い筈で90年前以前は連合などは存在せず各行者講が独立して活動をされていたのかな?とも感じたりしています。
古い文献や書物を見ると1つの講社で20人〜50人単位で行者さんがおられた事実を見ると
連合という形を取るのは明治の修験道廃止命令により行者さんの数が激減しそこから明治〜大正〜昭和と時代が進み、大きな大戦を経験した後に各行者講が手を取り合い共に共存共栄を図られたご尽力があったのだろうと考察します。時代の流れは目まぐるしく変化し栄枯盛衰を繰り返しますが、過去の先達さんががご尽力くださったお陰で令和に生きる我々も行者、山伏として活動できるので改めて身を引き締めて威儀を正して活動させて頂きたい所存です。創立90周年の採燈護摩供もそれは立派に厳修されておられました。
平安連合会樣 創立90周年誠におめでとうございます 弥栄
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