令和5年10月15日 田尻観音寺🔥護摩供
昨夜は大雨で心配しておりましたが今日はお天気に恵まれた秋空の下、大阪本山講の根本道場の奈良県香芝に在ります田尻の観音寺さんに秋季護摩に当講から6名出仕させて頂きました。本来ならば出仕はもっと多いのですが今日は講員さんが聖護院門跡にて得度式があり講元、副講元がそちらへ参席した為初めて参加の私が奉行として準備などをさせて頂きました。色々と不安は募りましたが、院主さんやご家族の方々が暖かく接して頂き、観音寺さんと大阪本山講の繋がりの深さを感じました。観音寺さんでまず有名なのは「矢除身替観音」さんで南北朝時代河内の武将楠木正成が追手から逃げる際、幾千の🏹矢を射たれたにも関わらず一本も当たらず逃げ切り辿り着いたこの観音寺さんのご本尊を見たところ観音さんの腹部から血を流しているのを発見され私の身代わりに自ら矢を受け血を流されたのだと深く感激され楠木正成から崇敬された伝説の千手観音様を拝ませていただき大変ありがたい気持ちになりました。
私ごとですが、先週の日曜日に乗用車運転中に追突事故に遭い、不幸中の幸いで大難なく無難に済みましたのも大楠公のように神仏が護って頂いたと感謝した次第です。
講元とは、太平記の歴史話が好きで特に大楠公を崇敬しており南朝よりの会話をよくしますが、今年は講峯詣の満行護摩も後醍醐天皇ゆかりの吉野櫻本坊でさせていただいたり、大楠公ゆかりの滝谷不動尊で採灯護摩に出仕させていただいたり、深い仏縁をいただいてると感じております。コロナ禍がやっと明けて4年ぶりの出仕でまた人数も6名で大先達などは太鼓をしながら経頭するなど、皆さん三面六臂の活躍をされてましたが今後も秋季護摩は当講に出仕をお願いされましたので日々精進の思いを新たにして来年はもっと沢山の人数で出仕させて頂きたいと思いました。
出仕:良信、法融、和光、英快、春耕庵、葛西 計6名
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