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令和4年9月27日 千手岳

今日は講員3人で「千手岳」へ山行という名の舞茸狩りへ行きました。目的地の千手岳は山伏の厳しい修行のひとつである「大峯奥駈修行」の行程の釈迦ヶ岳や大日岳の近くにあります。🚙で大阪から吉野方面、そこから国道169号で上北山方面で前鬼を通り曲がりくねった山道ばかりを進んで約2時間半位かかります。車を停めてからは徒歩で約30分歩き小仲坊に到着。そこからはひたすら山道に入り舞茸を取りながら二つ岩までは行けたのですがそこからは足が棒になり、負担を軽くする為に舞茸を木の枝にぶら下げ進みましたが、しばらくしてリュックをも置いて這いつくばりながら、なんとか千手岳の千手観音のところまで辿り着きました。鉄砲水さんは岩山を難なくスイスイ登って行き、南野さんは途中まで登りましたが足を攣った私は彼等の姿を見上げながら足を伸ばしてインターバルをとってました。帰りは3時半ぐらいから、なんとかもっていた天気も雨に変わり、雷も鳴り出しました。暗くなるにつれて、雨で地面も滑りだし、何回か道にも迷い、登ったり降りたりを繰り返し心が折れかかりましたが、鉄砲水さんの泰然自若な態度に励まされ、なんとか前鬼まで戻ることが出来ました。車に乗る前に着替えようとすると、手に何匹かの山ヒルが血を吸っており驚きました。帰路の途中の道の駅で、今日収穫した舞茸とインスタントラーメンを一緒に炊いて食べ始めましたが、私は疲労困憊でバテバテで食べれませんでした。早朝からの活動で帰路に着くと、まるで前日から動いているような錯覚となったくらいの活動量で「千手岳の山行」という名の舞茸狩りという軽いものではなく、「舞茸狩り」という名の千手岳への荒行に近いものであり大変実りのある修行となりました。


参加者: 鐵砲水、南野、和光 計3名


👉今回の記事は講員の和光さんが初執筆頂きました。これからは他の講員さんにも執筆頂き盛り沢山のブログを目指したいと思います

 








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