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令和4年7月7日 箕面龍安寺 採燈護摩供

梅雨があけ、台風も温帯低気圧に変わり真夏のような暑さが到来している今日この頃、本日は大阪府箕面にあります龍安寺さんの採燈護摩供に当講社より2名出仕させて頂きました。箕面といえば箕面の滝やお猿さんや箕面スパーガーデンとイメージしますが、私の記憶の中では箕面の滝へ観光に1度訪れただけで、本日出仕の為に箕面駅から龍安寺さんへ徒歩で進むと遊歩道沿いを流れる川のせせらぎを聞きながら進むとまるで避暑地に訪れた観光地のようでとても新鮮でした。龍安寺さんへ到着するとこれまた山の麓に佇む寺院で修験寺の雰囲気が素敵でした。同じ連合の行者さんにお会いして当講社の講員を顔合わせさせて頂き挨拶を交わした後に奉行さんより「今日定箱持ち(願文持ち)と🪓斧持者やってくれるか?」と声を掛けられ、初めて出仕させて頂く寺院で大役を仰せつかったのですがそこは「受け給う」の精神で引受させて頂きました。通常の行列は行者衆がお導師様より前を進むのですが、定箱持者と宝剣持者はお導師様の後ろに脇侍として歩くので人生初の経験で緊張しました。行列も道場内の採燈護摩供も今までの視界とは違い大変勉強になりました。お導師様から見える視界は本当に行者の動きが一目でわかるというのが分かりましたし、改めて感じた事は道場内へ進む道中、また道場内で作法や法要を順調に進めていけるのは奉行さんの目配り気配りがあり、奉行さんの熟練した経験や配慮が採燈護摩供を無事に厳修に導いているお役目なのだなと思いました。晴天の中道場や結界外にも採燈護摩供の薫香で清浄され無事に厳修されました。最後にお導師様が「役行者様がこの箕面の地で昇天され採燈護摩供を綿々と継承し1321年経過した。今日の護摩供に参詣された方々には感じるとも感じずともにご利益がある。ただそのご利益を活かすには成すべきことを日々成さねばなりません」と締めくくられ本当にいいお言葉と感動した1日でした。

箕面に観光される際は箕面の滝で自然の息吹を感じ、龍安寺を参詣され聖地の息吹を感じ、最後は箕面スパーガーデンで汗を流され身体の息吹を整えられることをお勧めいたします。


出仕者:昭弘、佳淳 計2名









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