令和4年5月19日 壇組
今日は晴天の中、いつもお世話になっております安養寺さまで壇組を致しました。壇組とは採燈護摩供の準備段階で、よく見られるのは道場の真ん中にある檜葉の塊ですが、まずは作壇作法により清浄にして壇(丸太)を積み上げていき、最後に檜葉にて壇を整えていきます。採燈護摩供の際にはこの壇に御本尊を招請し諸願祈願を奏上し参詣者皆様の福徳を叶えて頂くものであります。この壇組が終わりましたら次は四方へ結界をはり道場内を清浄に致します。3年前から流行しましたコロナ禍により2年間採燈護摩供も中止を余儀なくされてきました。参詣者の方々もコロナ禍での辛さ、将来への不安など諸々のお気持ちを持っておられる事でしょうからその気持ちを少しでも明るく健やかにして頂きたい気持ちで「茅の輪くぐり」を発案し、初めての試みの中試行錯誤で作成致しました。有名な夏越の大祓に少し先取りして採燈護摩供、茅の輪くぐり、火生三昧(火渡り)と三部の構成にて採燈護摩供を厳修致します。今回は大先達から色々と教えて頂いた作法などを若手で練習しての晴れ舞台でもあり不安と期待が交錯しますが、参詣者の方が来られ「有り難い 神仏のご加護を頂き明るく一歩前へ進める」と思って頂けたらこれ幸いです。
出仕:順道、慈然、鐵砲水、和光、昭弘、佳淳 計6名
多聞山 安養寺 採燈護摩供
令和4年5月21日(土)11:00厳修
採燈護摩供・茅の輪くぐり・火渡り・古札焼納
※最寄り駅は近鉄恩智駅下車徒歩15分
※お車でお越しの際は第二駐車場をご利用ください(第一駐車場は採燈護摩供厳修のため使用不可です)
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