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令和4年12月21日 月護摩供

先週あたりから日本列島に寒気が訪れ東北地方では豪雪のため交通渋滞などの災害が起きており難儀なことですが、ここ大阪から早期復旧を願いながら令和4年度最後の月護摩供を厳修致しました。令和4年度を振り返ると本当に様々な出来事が起きた1年でした。ロシア・ウクライナ紛争からコロナ感染、安倍首相の暗殺、新興宗教関連の話、急激な円安や円高などの世界情勢の変化、また沢山の著名人の訃報など、数えればキリがありません。しかし悲しいことばかりではなく明るいところに目を向けて見ると本講は6月に映像ディレクターとの仏縁のお陰様でYou Tubeの映像デビューをし、内外に修験道や山伏の広報を出来たことは大変嬉しいことでありました。その映像やこのブログを見られて3人の方が新たに入講頂き、講員が増え同行出来る方が増えたことに心強く、コロナ禍ではありますが3年ぶりに行事や法要が再開となり出仕の数も増えそれと同時に再会出来る方々、また新たに知り合いになれた方々も多くなり親睦も深めることも出来ました。お釈迦さまが解かれた「過去を後悔せず、未来を憂いず、今をしっかり生きる」を今年心の糧として活動して来ましたが、このご時世では最も大切でしっくりくる言葉ではないでしょうか。

今まで伝統を守ってきて頂いた先人の伝承を受け継ぎながらも今の我々が受け止めるだけでなく、もう次世代の新たな人へ伝承していく課題を我々は担っています。よって新たな方法論やアイデアを模索しながら実践していかなければなりません。令和5年度は新たな体制にて当講も新しい課題に向けて歩んでいこうと決意した

今日の月護摩供でした。 感謝 出仕:良信、慈然、順道、法融、良泉、鉄炮水、和光、昭弘、石田、八宝斎、葛西、佳淳 計12名    



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