令和4年10月21日 月護摩供
外気温が24度と大変過ごしやすくなった秋晴れのもと、本日も無事に月護摩供を厳修できました。
いつもはお導師、太鼓、経頭、承仕、各々受け持ちを一所懸命こなすだけですが、先月から若手は導師作法を大先達から指導受け始めました。作法や真言、印相など習うもの聞くもの全てが新しく一連の流れに全て意味があり威儀正すことの重要性を教わりました。今まではお導師が修法するのを意味がわからず見ていたものが
今日は修法を食い入るように観察させて頂きました。そう観察するとお導師の作法の流れを見ながら経頭が取る間合い、承仕の動きが連動せねば護摩供自体の進行が滞りなく出来ない緊張感が新たに生まれました。護摩供は御本尊に対して行者一同が無二の丹誠を抽じ、六根懺悔の勤めを致し、一乘の妙典を読誦し、秘密真言を持念して初めて参詣方々の護摩木を祈願して御本尊に叶えていただくことが出来ます。依って深く知ることにより真剣さと怖さを持ち備えていくことを覚えました。 出仕:良信、順道、慈然、法融、良泉、鉄炮水、和光、昭弘、葛西、佳淳 計10名 ご案内:修験道の開祖 役行者様がお生まれになった大和の国、吉祥草寺さんで下記の内容で大護摩供が厳修
されます。山伏が多く参集しますので、山伏や修験道にご興味のある方は是非参詣ください。
当日護摩木などの祈願も出来ます。
内容: 「役行者 御誕生所 採燈大護摩供 」
日時: 令和4年11月13日(日)午後12時40分~
場所: 奈良県御所市茅原279
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