令和3年9月7日 🐚法螺
朝起きてスマホを見るとちょうど一年前の思い出という通知が来ていました。昨年の今頃は何をしていたのかな?と写真を見ると奈良は御所にある「吉祥草寺」さんへ同級生のお姉さんの病気平癒の護摩木を奉納に行ってる写真でした。ガンに罹患されたお姉さんもその後平癒し、今は穏やかな生活を送れている事を耳にしてますと御礼参りと身体健勝の祈願も併せて祈らせて頂こうと今日の吉日に吉祥草寺さんへお参りさせて頂きました。
また昨年吉祥草寺でお会いした方が所属しておられる講社で法螺貝を制作されておられる事も知り、聖護院で得度をさせて頂きちょうど3年を迎え、そろそろお借りしている法螺貝ではなく、この先の自らの修行と共に歩みまた護って頂く法螺貝を要具せねばならないと思っていた所に、仏縁を頂き吉祥草寺さんへご訪問させて頂きました。
我々、大阪本山講も毎月21日に護摩を焚かせて頂いておりますが、吉祥草寺さんは聖護院門跡の直系のお寺でありまた役行者がお生まれになった地でもあり、また気さくなご住職もいらっしゃるからか信仰の篤い信者さんが来られ、ご住職が護摩を炊かれる後ろに行者さんたちが並んで座し、勤行をされる中で信者さんが各々の思いや祈願を護摩壇の前で一心に祈られるお姿を見るとここには日本や地域、地元の伝統が脈々と繋がり、地域に根ざしたお寺と信者さんの関係が近い事に感心をした次第です。
肝心の法螺貝は有無を言わさず仏縁のお陰で私の手元に参った形になりました。また講社の先達の方が護摩の火🔥にて私の法螺貝🐚を浄化してくださった事も単なる楽器ではなく法具という再認識をさせて頂きました。
これから私の法螺を立てる修練が新たに始まります。三昧法螺声 一乗妙法説 経耳滅煩悩 当入阿字門🐚
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