令和3年8月21日 月護摩供
今年の夏は本当に異常気象。しかも全国を覆うような線上降水帯が発生し、例年8、9、10月に降る3ヶ月の降水量が今年はたった10日で例年の降水量に達したとの事で、各地で甚大な被害が出ております。
大阪もお盆から毎日降り続きいておりましたが、今日21日は幸運にもお天気に恵まれました。安養寺様では施餓鬼供養が厳修されるとの事もあり、朝から多くの参拝者が多く来られていました。コロナ禍でおうち時間が多い中、イベントも多く中止される昨今、例年の伝統行事が執り行われる事は見送る方にも見送られる方にも心の安堵となり得るなと賑やかな境内を見て感じました。
また最近では驚く程、護摩木も沢山奉納され
ており、行者一同熱心に法要させて頂きました。
今日は嬉しい事が3つありました。
1つ目は6月から見学に来られていた方が正式に講員となり、9月から講員として共に護摩供や活動をされる事に歓びを感じました。
行者の中では若い年代の方なので講の平均年齢もグッと下げて頂きました。(笑)年齢だけでなく実質的に若い方が入講されましたので本格的に山修行を活発化出来るのが嬉しいです。
2つ目は私が修験道に入ってからお知り合いになったある神社の宮司さんが月護摩供に来て頂きともに祈って頂きました。この宮司さん本当に山や歴史に興味が深く、行者さん並みにお山に行かれておられます。私の宮司さんのイメージを覆される行動派の宮司さんでとっても頼りになるお方です。
3つ目は以前には作られていた本山講の手ぬぐいが既に作成されていない為、古参の行者さんしかお持ちでなかったレアの手ぬぐいがこの度再作成し出来上がりました。前よりも生地を長く太くして頂いたので山修行の際にも額に巻きやすく、尚自体も敢えて古書体で作成したのでめちゃくちゃ渋い。
これを付けた新たな行者さんを連れてバスを貸し切りしてお山にいけるくらい頑張って〜
と厳しい目標を先達に与えられましたが、
いつかは実現してみたいなと感じました。
出仕者:慈然、良信、法融、良泉、葛西、
鐵砲水、佳淳 計7名
見学:2名
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