令和4年3月26日聖徳太子1400年御聖忌慶讃大護摩供
今日は私が所属する聖護院門跡が聖徳太子1400年御聖忌慶讃大護摩供を四天王寺南大門にて厳修致しました。「巡り合い」とは本当に有り難いもので100年に一度のこの法要は100年前には生まれてなく、100年後にはこの世にはいない。そんな巡り合いのご縁を頂いたこの法要はとっても有り難くまた大変有意義でした。当講からは2名出仕致しました。本山(聖護院門跡)の護摩供を見学したり最近ではYou Tubeなどで視聴は出来ますが、やはり出仕するのでは意気込も感じ方も全く違います。各修験宗派では執り行う作法は違うのは当然ですが、本山の護摩供養は静の中に動があると言えばいいのでしょうか道場に入っからの全作法からして静かに執り行われ、読経も抑揚なく淡々と読まれていきます。また錫杖の音もなく読経共に聞こえる摺念珠もまた独特であります。また他宗派と違う特徴に修験道独特の懺法「修験懺法」があり、勿論本日の大護摩供で読経されましたが独特の節があり妙音となる声明が響いておりました。まさに今朝ご門主が行者一同にお話された「心をひとつに」を体現した大護摩供でした。今日は朝から雨模様でしたが多くの参詣者がおられ、共に大護摩の火を以て共に祈らせて頂いた事に感謝と感動を覚えました。私は壇組から出仕させて頂きましたが、大先達の経験などで行われる作壇も大変勉強になり、いつもお世話になっている他講社の方や連合の方々も少しずつお声掛け頂いたりと和が広がっていくのも自らの人生の中で大変有難いと思える一日でした。 「和を以て貴しとなる」お太子様のお言葉を大切にしていきたいと思います。
お護摩の火に観音様が立っておられるように
見える写真を頂きました。ありがたや
南無観音化身上宮太子🙌 出仕者:慈然、佳淳 計2名
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