令和7年4月11日〜13日 聖護院令和7年葛城修行
- 昭弘
- 11 分前
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草分俊顕大宿の元、当講より2名が参加いたしました。
初日はバスにて岩湧山登山口まで送って頂き、第十四番経塚があります光瀧寺に参拝。勤行後、急に土砂降りの雨となり小ぶりになるのを待ち出立。登山口まで戻るころには雨も上がり昼食の後、岩湧山へ登拝。山頂より少し下がったところから小雨が降り始めましたが樹林帯の中でどうにか雨具なしで急坂の道を下り第十五番経塚で勤行。岩湧寺を参拝し流谷の第十六番経塚での勤行の後、バスにて粉河寺近くの旅館へ送って頂きました。雨での時間調整あり、到着が遅くなりすぐに夕食となりました。
二日目は粉河寺諸堂を巡拝の後、中津川の第七番経塚へ登拝し行者堂まで下り山伏行列にて近くにございます熊野神社へ参拝後行者堂にて採燈大護摩供を厳修させて頂きました。その後粉河まで下り加太駅近くまでバスにて移動し行列にて迎之坊向井家と春日神社を参拝後旅館へ入りました。昨日と違い早めに入ることが出来たので食事の前にゆっくりとお風呂を頂き、食事をさせて頂くことが出来ました。
三日目の最終日。予定では友ヶ島の虎島に御座います第一番経塚へ渡る予定でしたが生憎の荒天の為、船の欠航が決まり阿字ヶ峰役行者堂、常行寺に参拝し第二番経塚へ登拝させて頂くことになりました。途中雨と風もきつくなる中でしたが、聖護院らしく一列での峰中行列での登拝でした。その後、加太まで戻りましたが気温も下がり風雨が強まる中、海岸での採燈護摩供の厳修が危ぶまれていましたが地元の方々の思いも通じ、少し弱まった時を見計らい厳修させて頂くことが出来、護摩木もしっかり焚き上げさせて頂くことが出来ました。
大宿より今回は友ヶ島へ渡れなかったことにより聖護院において回向勤行で唱える妙法蓮華経方便品と寿量品が納められている第二番第十六番経塚を二つまとめてまわれたことはとても感慨深く感じられるとおっしゃっていました。私自身も順番には何度もまわらせて頂きましたが、たしかにこの二か所を一度に回ったことはなかったので改めて今回の荒天を喜ばしく感じさせて頂きました。
出仕:美観、昭弘





※掲載の写真は聖護院広報担当の方より頂きました。