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徒然なるままに「帝都物語」

今日は活動報告ではなく、投稿主の最近気になった事を徒然なるままに記して頂きます。

今から33年前、当時15歳の中学生の私がとてもハマった映画がありました。それは「帝都物語」という日本映画で明治維新の後、日本を西洋列強にするため、帝都(東京)を改造計画していく中での物語。平将門の怨霊と地龍を目覚めさせ帝都を破壊しようと目録む加藤保憲と、帝都を護る為、平安より日本を影で護ってきた陰陽師や平将門の血を引く者達のサイキックウォーズで、当時は悪役の加藤保憲が使う式神や五芒星☆や呪文の数々が洋画「スターウオーズ」の悪の権化ダース・ベイダーと似ており暗黒面のフォースを使う絶大な力の強さに惹かれたのを記憶しています。その帝都物語がAmazonprime videoに配信されましたので、33年ぶりに視聴しました。修験道の道に入り数年、月護摩供や採燈護摩供などの法要の際に唱えるご真言など耳にする真言呪文が多く、土御門家など日本を古来から護ってきた陰陽師の行動などは修験道に通じるものがあり、世界平和、天下泰平は勿論のことですが、悪鬼邪神を駆逐して悪しきものから護身するのも見入る物語でありました。映画の冒頭「加藤が来るぞ〜」と言って陰陽師達が神殿に籠もり錫杖を振りながら勤行するシーンで唱えられているご真言の声明が格好良く、色々と調べますと「般若無尽蔵陀羅尼」というご真言でした。まだまだ知らない事ばかりの佳淳ですが、同じ映画を見てもその時、その場所、その心境によっては捉え方は様々なんだなと感じました。

日本のみならず世界でもコロナ禍などに苛まされいる時に東欧のウクライナがロシアに進撃される事態が起き、世界がまた混沌と化しておりますが、こんな時こそ天下泰平、世界平和を行者の一人として祈っていきたいと思います。




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