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令和7年10月26日 岩組 柴燈大護摩供

  • 佳淳
  • 10月26日
  • 読了時間: 2分

今日は大峰山を護持する八つの阪堺役講(岩組、三郷、井筒、五流、京橋、光明、両郷、鳥毛)の一つ岩組さんが聖護院門跡にて大護摩供を厳修される記念法要に当講から4名出仕させて頂きました。この歴史的な護摩供に出仕出来た事に仏縁を頂いたと喜んでおります。

岩組さんの宗派は真言系で、我々が所属している聖護院は天台系で護摩供も作法や次第がそれぞれ違います。そんな中でも岩組として聖護院にて護摩供をしたいと実行された岩組の総長の熱い熱意と、聖護院のご門主の懐の深さが良縁に繋がったと感じます。

日本は古来神道が大きな信仰にあるところに聖徳太子が仏教を取り入れました。通常の流れでいくと勝てば官軍負ければ賊軍のように勝者が残り、敗者は殲滅されるところを日本は上手く神仏習して取り入れ本地垂迹説を説くくらい上手く取り入れます。そんな神仏習合を土台に持っ修験道ですから、今日の護摩供も上手く両者が交わったいい護摩供でした。

117名の行者が一つになり、天台系の摺念珠と真言系の錫杖の響きが聖護院の護摩道場に広がりました。真言系の作法は躍動感があり、法弓、神斧、法剣とそれはそれは見惚れる程の素敵な作法でした。岩組総長の願文奉読も凛々しいお姿で感銘を受けました。

お導師をされたご門主も力強くそれでいて靭やかな作法は虜になるように素敵で、今日は1日本当にいい勉強をさせて頂きました。

企画から実行まで沢山の時間と労力があった事と推察します。岩組様、今日は誠におめでとうございます。


出仕:美観、昭弘、梅本、佳淳 計4名


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