令和6年8月21日🔥月護摩供

残暑厳しい中、本日も月護摩供を厳修させて頂きました。今朝いつもながら身支度をしてそろそろ順道さんを迎えに行かなくちゃ！と思いましたが順道さんは弥陀の浄土へ旅立たれたんだなと我に返り寂しさで包まれましたが、惜別の思いを胸に抱えながら敢えて一人乗りのオートバイでお寺に向かいました。もう迎えに行くことは無くなったけれどもきっと浄土から見守ってくれていると想いを馳せながら、、、。またスタメンの副講元もお休みで何かと心寂しかったのですが、暑い中ゾクゾクと出仕してくれはる講員さんのお顔を拝見してると「愛しさと切なさと心強さを〜♪」が脳裏に流れてきた佳淳でした。

安養寺様では施餓鬼法要が行われる中、本山講もしっかりと一本一本お預かりした護摩木を焚き上げました。副講元の特別祈願をさせて頂いたので来月にでも元気な顔を見せてくれると心に信じて。月護摩供の後は順道さんの御子息からお預かりした修験法衣や法具を講員みんなで形見分けさせて頂きました。

9月に聖護院の奥駈修行に行かれる講員さんははんがい（笠）や鈴などを形見分けされたので順道さんと同行二人で修行に行かれます。ちょうど映画「STAR WARS」のオビワンのようにルークが困難になったときに力となってくれる事と安心して送り出しました。

皆講員それぞれが順道さんの思い出と共に形見分けをしてくれた事が遺した者、残された者の融合が叶ったように思います。

後はそれそれ分野に応じて採燈護摩の前作法の練習をして解散しました。

出仕:良信、慈然、法融、良泉、鉄砲水、美観、和光、英快、葛西、石川、佳淳　計11名