令和5年7月4日 友ヶ島・虎島修行🏝
本日は講員4名と秋田羽黒修験の客人と5名で葛城修験の出発点であります第一経塚のある友ヶ島へ修行に行きました。各地より友ヶ島への渡船の出発地加太港で集合の後、神弁大菩薩をお祀りしている阿字ヶ峰行者堂にて無事に満行出来るよう勤行して出港。平日でしたがたくさんのハイカーなど同船し20分程度の船旅に。
友ヶ島へ到着後、管理事務所に虎島へ修行の為に入島する事を伝えて出立。現在は一般ハイカーの事故が増えたことで入島禁止となっていますので、修行の場合は事前に連絡をしといたほうが良いかもしれません。
先ずは深蛇池での勤行、役行者が大蛇を池に封じ込んだと言われるところでこちらでは法螺は立てないとの事でした。
続いて友ヶ島の東の端にある閼伽井跡にて勤行し、まだ干潮まで大分時間はあり大潮で大分潮が引いていたので濡れる心配なく虎島へと渡れました。その後、序本窟で勤行し、海岸沿いを回り観念窟へ向かう組と安全の為、上部よりロープを降ろす組に分かれ、観念窟で合流。気温も高くなり、日陰の無い場所の移動で大変暑い修行となりました。観念窟で勤行後は瞑想修行を行い、ロープで安全を確保しつつ、上にお祀りしている役行者さんへ登拝、最後の祈念とお礼の勤行を行い港へ戻りました。大変暑い中での修行となりましたが、道中では法螺を立てお互いに励ましながら無事に満行することが出来ました。
参加:鉄砲水、美観、昭弘、春耕庵 4名 羽黒修験客分 1名 計5名
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