令和5年4月15日 箕面山 龍安寺戸開式
今日は朝から冷たい雨が降る中、大阪は箕面にあります龍安寺さまの戸開式に当講から2名出仕させて頂きました。以前は阪急箕面駅から山伏集団が行列にて龍安寺までの道を歩きましたが、コロナ禍の3年は中止になったり縮小されたりした影響もあり、今回も駅からの山伏行列は有りませんでしたが、それでも多く行者さんが出仕されている姿を見るとWITHコロナでも今までの日常が取り戻されてきたなという印象でした。今年3月に本山聖護院にて得度をされた講員さんもピカピカの1年生のように真新しいランドセルではなく新品の衣体での初出仕となりしかも法弓持者も仰せつかりました。御本人によると緊張のあまり足が攣りそうだったとの事。みんなそこを経験しながら意義を正していくことにより心身共に余裕と自信が生まれてきます。熟練の行者さんの安心感ある出で立ちや振る舞いを早く学んでいけたらと思います。私は今回傘持ちを仰せつかりましたが、雨で傘の朱色が雨水と混ざって流れ落ちるため、お導師の御門主にかからないようにそれはそれで一生懸命試行錯誤しながらの傘持者の護摩供となりました。晴れた日にはない違う緊張感を経験できました。
出仕:昭弘、美観 計2名
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