令和5年12月17日 『令和の熊野詣』リレーウォーク
【紀伊山地の霊場と参詣道】世界遺産登録が来年20周年を迎えるにあたり記念イベントとして「令和の熊野詣」リレーウォークの第一回目に山伏先達として聖護院所属・近畿連合会の一員で参加させていただきました。
70名ほどの参加者が5班に分かれ各班に語り部さんとスタッフが付き、白衣を着て熊野街道を歩きかれました。行程は天満橋~東天下茶屋の訳11kmで平安時代に増誉大僧正が熊野御幸で先達を務めた時から始まり熊野詣は山伏が先達をした関係から聖護院所属の山伏として同行させて頂きました。
天満橋の八軒家船着場より九十九王子の第一社窪津王子から熊野街道を歩きながら主要王子(跡)に立ち寄りながら安倍王子までの11Kmほどの行程を一緒に歩かせていただきました。
当日は前日までの温暖な気候から一変し極寒の下、鈴懸での参加で凍えながらの道中となりましたがこれも修行として楽しませて頂きました。ただ、言葉もしゃべりにくいくらい口元も凍え、折々に吹かせて頂く法螺が思うように吹けなかった事が残念でした。先日受からせて頂いた正法螺師の免許に恥じないよう寒中でもしっかり吹けるように精進していきたいと思いました。
帰りに飲んだ焼酎のお湯割は格別でした。
出仕:昭弘
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