令和4年7月21日 月護摩供
季節はもう夏本番のような気候になり熱中症に気をつけなければならない中、新たに新型コロナ感染者が激増し、ここ大阪でも初の2万人超となり心配の種がまた増えるなか、今月初旬には安倍元首相が凶弾に倒れるような凄惨な事件が起こり、そこから信仰や新興宗教といった言葉が毎日ニュースや報道で耳にしたり目にしたりと心が落ち着かずザワザワしながら月護摩供に出仕いたしました。参詣者の護摩木の多くは身体健全であったり世界平和などの祈願が多く見受けられました。お釈迦様が説かれた「一切皆苦」のような世の中を我々は今生きておりその「苦」を受け入れることが大切と説かれますが、これはなかなか難しいように思います。
その苦悩・絶望から希望へと思いを変えるきっかけが神社や寺院に祀られている神様・佛様に帰依することであり、そのお手伝いをさせて頂くことに我々修験道の行者の使命や存在意義があると私は思います。
暗い話はこれくらいにしまして明るい話題をひとつ。4月に見学に来て頂いた方が5月の採燈護摩供も見学頂き6月の講の大峯山修行にも参加され、7月に正式に入講頂くことになりました。👏👏👏(拍手)
自衛隊の募集ポスター「若者求む」ではありませんが、昨年あたりから若くやる気のある講員さんが入講頂き大阪本山講の講員も確実に増加し、平均年齢も下がり(最高90才、最小14才)毎月実動されている行者さんばかりで本当に嬉しいことです。大先達から色々と指導して頂きながら若手も名実ともに修練できればこれ幸いと思います。
追伸:本日人生初?🐝アシナガバチに刺されました。要因は定かではありませんが首につけるハンディファンを装着していたところ右腕を刺されました。ハンディファンの音はドローンと似ていてドローン=蜂の羽音という意味があるようにアシナガバチが違う🐝ハチと勘違いして攻撃してきたのか?とも思ったり。これも七転び八(🐝)起きと思って次は良いことあるでしょう。どうぞこの夏、熱中症(昨年私は罹患)、コロナ、蜂にはお気をつけ頂き御息災をお祈り🤲申し上げます。
出仕者:良信、順道、慈然、法融、良泉、鉄炮水、和光、昭弘、英快(新規入講)、光映、葛西、佳淳 計12名
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