令和4年1月1日 元旦
大阪本山講では例年大晦日から元旦にかけて
八尾の安養寺様で新春初護摩供を法要致します。今年度は講中から6名の講員が出仕頂き無事に厳修致しました。昨年度はコロナ禍でお参りの方も少なく寂しい初詣でしたが、
今年度は幾分参拝者も戻って来られ、寒空の下での護摩供にも心が安堵で温まる想いでした。普段は護摩壇の側で護摩木が梵焼されるのを一心に祈られる参拝者が居られますが、今年はお加持をされる参拝者が多くとても賑わっていたのが印象的でした。コロナ禍ともあり心身共に疲弊している身体に神仏のご加護を頂き護って頂きたいという気持ちの表れでしょうか。色々な不安定な社会情勢の中で我々は生かして頂いておりますがやはり心の拠り所がある方はしっかりと心の真柱があり「活かされている」方が多いように思います。その心の拠り所が神仏であり、我々行者にとっては神変大菩薩やお不動さんが身近な存在となります。その神仏のご加護を頂きながらより一層の修練をしていく想いが強くなった元旦であります。今日は若い行者さんも出仕され平均年齢がグッと下がった出仕者一同です。
出仕者:良信、順道、慈然、和光、基法、佳淳 計6名
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