令和3年12月21日月護摩供
先週の寒波と違い、暖かいお天気の中、
令和3年最後の月護摩供を厳修致しました。
振り返って見ればコロナに始まりコロナに振り回されてる1年でした。大阪北区では一度に大勢の人が命を落とす凄惨な事件や、元気に笑顔が素敵な女優さんが急死したりと驚くばかりの事件が多発するなかで、今日こうして無事に月護摩供の出仕をさせて頂いているのも本当に有り難い事だなとつくづく感じた1日でした。
今日は今年夏に南禅寺の滝行でお世話になった京都の南先生が遠路はるばる大阪本山講まで来訪頂き、ゲリラ豪雨にて崩れたお滝場の復旧報告と人生2度目になる宝満流の龍神法螺を立螺して頂きました。
本山流の法螺もままならない状況の佳淳ですが、今日の龍神法螺はまるで龍がそこで動いて生きているような躍動感といいますか、波動的な響きが惚れ惚れし、同じ法螺貝でもこれだけ声の違いがあるのかと圧巻でした。
南先生にも月護摩供にご参席頂き2座厳修致しました。また承仕の護摩木の積み方、お導師さんとの兼ね合いなどを改めて大先達から教えを請い、大阪本山講としてのルールを統一出来た1日でした。来年からはコロナ禍の自粛も明け、様々な行事が再開される事と思いますが身体を労りながら無理のかからないように神仏のご加護を賜りながら精進していきたいと思います。今年1年大変お世話になりました。 佳淳 拝
出仕者:良信、慈然、法融、良泉、鐵砲水、
和光、昭弘、葛西、佳淳 計9名
参席:南先生
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