令和5年6月7日 高祖報恩大会

今日6月7日は修験道の開祖役行者が昇天された日で全国各地で所縁のある寺院では法要が執り行われております。本日聖護院門跡で執り行われた献茶式、法華懺法講法要、採燈大護摩供に当講より二名出仕させて頂きました。

二名とも初めての出仕で右も左も分からぬまま周りの行者さんに尋ねながらの出仕となりました。9時に入って着替え献茶式が始まり、採燈大護摩供が終わり、直会のあと聖護院を後にした時は18時を回っていましたが、あっという間の一日でした。

翌日、献茶式とは何か、インターネットで知らべ、茶道速水流と聖護院とのつながり、また天皇家とのかかわりなどについて学ぶ機会を得ることが出来ました。法華懺法講法要も初めて参拝させて頂き、法要で散華を撒かれる姿には感慨深いものがありました。

どちらも一般参拝は出来ず、聖護院の山伏としてこそ出仕させて頂くことが出来うるもので、今後も精進し機会が得られれば出仕させて頂きたいと思いました。

出仕:昭弘、美観　計２名